魚醤(ぎょしょう)のつくりかた
- 更新日: 2016年03月04日
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みなさんは、魚醤というものを聞いたことがありますか?
魚醤とは日本なら、しょっつるやいしる、
世界ではナンプラーやヌクマムに代表される調味料の一種です。
「しょっつる」は、こちらの【レッツしょっつる】の記事でも紹介しましたね。
今回は、家で出来る魚醤の作り方をご紹介します。
材料
イワシ(ほかの魚でも代用可)
塩(イワシの重量の3割~5割)(岩塩や海水から作られたミネラル分のあるもの)
作り方
1.新鮮なイワシをさっと水で洗いよく水気をふきとっておく。
このとき、内臓を使うのがはばかられる人は、魚を開き内臓を取り出し、中まで丁寧に洗っておくこと。
2. 保存瓶を煮沸消毒(または、熱湯をかけて消毒)する。
3.保存瓶に魚を入れて上から塩を入れ、また魚、塩というように魚と塩をミルフィーユ状に重ねていきます。
4.最後に一番上の層は多めの塩でぴっちり蓋をするように重ねます。
5.冷暗所で半年ほど置いておく、この間は塩が多すぎて溶け切れず余る状態にしておく。
こうすることで、夏でも腐らずに発酵させることができます。
6.熟成が終わったものをふきんやコーヒーフィルターなどで越して、液体部分だけ取り出せば魚醤の完成です。
魚醤は作るのに時間が多少かかってしまいますが、
手作りの魚醤を使えば、いま流行りのエスニック料理も本格的な味になりますよ。
時間に余裕があれば、挑戦してみてはいかがですか?