料理の決め手はだし!深い味わいがおいしい九州の「あごだし」とは?
- 更新日: 2016年09月22日
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あごだしの歴史と由来
自家製あごだしの取り方
九州ではうどんやお雑煮にあごだしを使います。上品なあごだしの取り方をご紹介します。
材料は、あごの煮干しと水だけです。 あごの煮干しの頭と内臓部分を取り除きます。
そのままでも出汁を取ることはできますが、苦みが出やすくなってしまうので煮出し加減に注意が必要です。
頭を 取り除いたら半身に割き、水にひと晩浸しておきます。一晩たったら、鍋に移し火にかけて
沸騰したら弱火にして5~10分ほど煮だしてください。煮干しを取 り除けば完成です。
あごを少し炙ってから煮出すとさらに上品なあごだしになります。時間がない場合でも最低30分以上は水に浸すようにしてください。
できた出汁は甘味があってお吸い物など薄味の料理にぴったり。
出汁をとったあとのあごは、ふっくらとして柔らかくオリーブオイルやポン酢をかけておいしく 食べることもできますよ。
あごだしを使ったアレンジレシピ
▶簡単!炊き込みごはん
鶏肉は皮を取って刻みます。皮以外は茹でてさいておいてください。
ごぼうはささがきにし、にんじんは薄切りに。
炊飯器に米、あごだしと鶏肉のゆで汁を炊く お米の分量まで入れ、上から鶏肉以外の具材を入れて炊きます。
鶏肉はしょう油、みりん、砂糖、生姜と一緒に鍋に入れ味をつけておいてください。
炊けたごは んに鶏肉を入れ混ぜたらできあがり。簡単でおいしい炊き込みごはんの完成です。